[Java入門] 変数と型

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変数とは

変数とは、数値や文字列などのデータを記憶するための機能です。
変数を使用することで、データに名前を付けてプログラムで扱えるようになります。

変数名には以下のルールがあります。

  • 英数字、アンダースコア(_)が使用できます。
  • 1文字目は英字である必要があります。
  • 大文字と小文字は区別されます。
  • Javaの予約キーワード(例えばclassなど)は使用できません。

また、変数は記憶するデータの大きさやデータをどう扱うかを示す「型」を合わせて宣言して使用します。

型とは

データには整数・浮動小数点などのいくつかの種類があり、それを型と言います。
型には、予め用意されている基本型と、クラスなどユーザーが定義するユーザー定義型があります。
基本型には下表のような種類があります。

型名型の説明
booleantrueまたはfalseのどちらか
char2バイトの文字型
byte1バイトの整数型
short2バイトの整数型
int4バイトの整数型
long8バイトの整数型
float4バイトの浮動小数点型
double8バイトの浮動小数点型

変数の宣言

変数は以下の形式で宣言します。

型名 変数名;

宣言時に値を代入する場合は次のように宣言します。

型名 変数名 = 式;

それでは、変数を宣言して使ってみましょう!

public class CL1 {
	public static void main(String args[])
	{
		int data1;	// 初期値なしの宣言
		int data2 = 20;	// 初期値ありの宣言
		
		data1 = 10;	// 変数data1に10を代入
		
		System.out.println("変数data1の値は" + data1 + "です。");
		System.out.println("変数data2の値は" + data2 + "です。");
	}
}
実行結果

変数data1の値は10です。
変数data2の値は20です。


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