もし〇〇ならば、●●を実行し、そうでなければ××を実行する。
といった条件分岐について解説します。
Javaには、if-else文とswitch-case文の2種類があります。
目次
if-else文
条件式によって実行する式、実行しない式を記述できます。
形式は次の通りです。
if(条件式1){
式; // 条件式1が真の場合に実行される
}else if(条件式2){
式; // 条件式1が偽で条件式2が真の場合に実行される
}else{
式; // 全ての条件式が偽の場合に実行される
}
else if文は複数記述でき、無くても良いです。
else文は無くても良いです。
記述例:
public class CL1{
public static void main(String args[])
{
int data = -1;
if(data > 0){
System.out.println("dataは0より大きいです");
}else if(data == 0){
System.out.println("dataは0です");
}else{
System.out.println("dataは0より小さいです");
}
}
}
実行結果
dataは0より小さいです
switch-case文
分岐が多数ある場合や条件が値をチェックするだけの単純な場合にはswitch-case文を記述します。
形式は次の通りです。
switch(値){
case 値1:
式; // 値1の場合に実行される
break; // switch文から抜ける
case 値2:
式; // 値2の場合に実行される
case 値3:
式; // 値2、値3の場合に実行される
// ※case 値2にbreak;が無いため
break;
default:
式; // どのcaseにも該当しない場合に実行される
break;
}
caseは複数記述できますが、同じ値は記述できません。
defaultは省略可能です。複数記述することはできません。
記述例:
public class CL2{
public static void main(String args[])
{
int data = 2;
switch(data){
case 1:
System.out.println("case 1を実行しました");
break;
case 2:
System.out.println("case 2を実行しました");
case 3:
System.out.println("case 3を実行しました");
break;
default:
System.out.println("defaultを実行しました");
break;
}
}
}
実行結果
case 2を実行しました
case 3を実行しました
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