○○の間、●●を実行する。
といった繰り返し文について解説します。
Javaにはfor文とwhile文の2種類があります。
目次
for文
繰り返す回数があらかじめ決まっている場合はfor文を記述します。
形式は次の通りです。
for(初期化処理; 繰り返し条件; 後処理){
処理;
}
繰り返し条件が真の場合にfor文の{}で囲まれた処理が実行され、その次に後処理が実行されます。
記述例:
public class CL1{
public static void main(String args[])
{
for(int i=0; i<3; i++){
System.out.println("コッコ隊長のJava入門!");
}
}
}
実行結果
コッコ隊長のJava入門!
コッコ隊長のJava入門!
コッコ隊長のJava入門!
while文
繰り返す回数があらかじめ決まっていない場合はwhile文を記述します。
形式は次の通りです。
while(繰り返し条件式){
処理;
}
記述例:
public class CL2{
public static void main(String args[])
{
int i = 0;
while(i<3){
System.out.println("コッコ隊長のJava入門!");
i++;
}
}
}
実行結果
コッコ隊長のJava入門!
コッコ隊長のJava入門!
コッコ隊長のJava入門!
break文
break文によって、繰り返し処理を中断することができます。
記述例:
public class CL3{
public static void main(String args[])
{
for(int i=0; i<3; i++){
System.out.println("コッコ隊長のJava入門!");
if(i == 1){
break; // 2回目のループでfor文を抜ける
}
}
}
}
実行結果
コッコ隊長のJava入門!
コッコ隊長のJava入門!
continue文
continue文によって、繰り返し処理の途中で次の繰り返し処理を開始できます。
記述例:
public class CL4{
public static void main(String args[])
{
for(int i=0; i<3; i++){
System.out.println("処理1");
if(i == 1){
continue; // 2回目のループでは処理2を実行しない
}
System.out.println("処理2");
}
}
}
実行結果
処理1
処理2
処理1
処理1
処理2
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