本記事では、Stable Diffusion Web UIで画像生成する際の、「エフェクト」に関するプロンプトについての紹介と、その効果について検証します。
グラフィックボードの性能が足りない方は、この機会に是非グレードアップを検討してみてください。
◆ AI画像生成の入門モデルとしておすすめのグラフィックボード
◆ ワンランク上のハイエンドモデルとしておすすめのグラフィックボード
◆ 最高峰の超ハイエンドモデルとしておすすめのグラフィックボード
◆ Stable Diffusion AI画像生成ガイドブック
エフェクトに関するプロンプト
エフェクトは、さまざまな芸術的表現で使用される手法で、作品に深みやムードを与えることができ、作品の雰囲気を大きく左右します。
以下、エフェクトに関するプロンプトと画像生成結果の例です。
今回は、リアルイラスト系の画像生成モデル「CitrineDreamMix」を使用して検証します。
また、下記のプロンプトを入力しても生成画像に反映されない場合は、強調構文を使用してプロンプトの重みを上げてみてください。
sepia
画像に温かみのある茶色がかった色調を与え、ヴィンテージまたはノスタルジックなイメージを作り出します。
grayscale
画像をグレーの階調に変換し、すべての色を削除します。
low/high contrast
画像内の最も明るい領域と最も暗い領域の差を制御します。
low/high contrastを指定するとグレースケールになってしまうので、ネガティブプロンプトにgrayscaleを指定すると良いと思います。
sharpness
画像の明瞭度を調整して、より鮮明に、またはぼやけて見えるようにします。
主に背景に影響するようです。
blur
画像の焦点を減らします。
背景を少しぼかす効果があるようです。
bokeh
焦点の合っていない背景に心地よいぼかしを加えます。
double exposure
2つ以上の撮影を重ね合わせて1つの画像を作成します。
芸術的な効果を実現します。
solarize
画像のトーンを部分的または完全に反転し、ハイコントラストな効果をもたらします。
halftone
写真を印刷メディアや漫画を思わせるドットパターンに変換します。
glitch
写真のデジタルデータを操作して、歪んだ、予想外の結果を作成します。
chromatic aberration
すべての色を同じ焦点面に集めることができないレンズの効果を模倣し、その結果、画像の暗い部分と明るい部分を分ける境界に沿って色の縞模様が目立つようになります。
sketch
画像をスケッチ風にします。
duotone
2 つの対照的な色を使用して、画像のシャドウとハイライトを置き換えます。
motion blur
画像を一方向にぼかして、動きがあるように見せます。
まとめ
エフェクトに関するプロンプトをいくつか解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
本記事が、画像生成に興味を持っている方の参考になれば幸いです。
グラフィックボードの性能が足りない方は、この機会に是非グレードアップを検討してみてください。
◆ AI画像生成の入門モデルとしておすすめのグラフィックボード
◆ ワンランク上のハイエンドモデルとしておすすめのグラフィックボード
◆ 最高峰の超ハイエンドモデルとしておすすめのグラフィックボード
◆ Stable Diffusion AI画像生成ガイドブック
コメント