本記事では、Stable Diffusion Web UIで画像生成する際の、カメラアングルに関するプロンプトについて解説します。
グラフィックボードの性能が足りない方は、この機会に是非グレードアップを検討してみてください。
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カメラアングルとは
カメラアングルとは、カメラが被写体をどの角度から撮影するかを指す用語です。
カメラアングルには無数のバリエーションがあり、視覚的な印象に大きな影響を与えます。
トーン、キャラクターの感情、視覚的スタイルなどのあらゆる側面を強調することができます。
カメラアングルに関するプロンプト
カメラアングルを指定することで、出力する画像の視点を制御することができます。
以下、カメラアングルに関するプロンプトと画像生成結果の例です。
画像生成モデルは以下の3つを使用しています。
- イラスト系モデル:AbyssOrangeMix3(AOM3A1)
- リアルイラスト系モデル:CitrineDreamMix
- 実写系モデル:ChilloutMix
high angle
上からのショット。被写体を小さく見せる効果があります。
被写体が人の場合、目線に関するプロンプトを指定しないと、上目づかいになる傾向があります。
low angle
下からのショット。被写体を大きく見せる効果があります。
若干効果が薄く、絵が破綻する確率が上がる感じがします。
こちらも視線を指定しないと、顔だけが上を向く傾向がありました。
dutch angle
傾いたショット。不安感や緊張感を表現するために使用されます。
bird’s eye view
真上からのショット。周囲の様子を見せるために使用されます。
aerial shot
航空機またはドローンから撮影したようなショット。高くて広い視野が得られます。
wide shot
被写体とその周囲を含むショット。
long shot
遠くの距離からのショット。
Medium shot
被写体の胸あたりから上に向けたショット。wide shotとほぼ同じ効果です。
fish-eye lens
魚眼レンズ。広く歪んだ画像を作成するレンズで、スタイル的な効果によく使用されます。
fish-eyeに反応して魚が画像生成される場合が結構あったので、ネガティブプロンプトにfishを入れておくと良いと思います。
close-up of xxx
被写体に近づいて写されたショット。xxxにはどこに近づくかを指定します。
例ではclose-up of eyeを指定しています。
extreme close-up of xxx
被写体に極端に近づいたショット。xxxにはどこに近づくかを指定します。
例ではextreme close-up of eyeを指定しています。
full body shot
被写体全体のショット。1つ1つの描画スペースが小さくなるため、解像度を上げないと描画が雑になったり絵が破綻しやすいです。
side view
被写体の横からのショット。
back view
被写体の後ろからのショット。
isometric
等角投影法で写されたショット。
cutaway
断面図を写したショット。
まとめ
カメラアングルや構図に関するプロンプトをいくつか解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
カメラアングルや視野角を調整することで、よりイメージに近い画像が生成されるはずです。
本記事が、画像生成に興味を持っている方の参考になれば幸いです。
グラフィックボードの性能が足りない方は、この機会に是非グレードアップを検討してみてください。
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