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目次
不良または欠陥ディスクから読み出し可能な情報を復元する方法(recoverコマンド)
recoverコマンドを使用することで不良または欠陥ディスクから読み出し可能な情報を復元することができます。
コマンド名は「recover(回復する、復元する)」が由来となっています。
コマンドの省略形は存在しません。
フォーマット
RECOVER [ドライブ:][パス]ファイル名
[ドライブ:][パス]ファイル名
には、回復を試みるファイルまたはフォルダを指定します。
ファイル名を指定しない場合は、指定されたディレクトリ内のすべてのファイルを回復しようとします。
使用例
単一ファイルを回復する
recover C:\example\file.txt
C:\example\file.txt
: 回復を試みるファイルのフルパスを指定します。
このコマンドは、file.txt
内の読み取り可能な部分を回復し、アクセス可能な状態に戻します。不良セクタがある部分は空白に置き換えられることがあります。
フォルダ内のすべてのファイルを回復する
recover C:\example\folder
C:\example\folder
: 回復を試みるフォルダのパスを指定します。
このコマンドは、C:\example\folder
内のすべてのファイルについて、読み取り可能な部分を回復しようとします。これにより、複数のファイルを一括して回復できます。
ディスクの空き領域の回復を試みる(chkdskコマンド)
chkdsk C: /f /r
/f
: ファイルシステムのエラーを修正します。/r
: 不良セクタをスキャンし、回復を試みます。
これは recover
コマンドではありませんが、ディスク全体の不良セクタの修復には有効です。
注意点
ファイルが回復不能な場合、そのファイルが失われた部分は空白やランダムなデータに置き換えられることがあります。回復可能なデータのみを利用して復元を試みるため、完全なファイルが回復できるとは限りません。
オプション一覧
⇒オプションはありません。
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