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目次
IP接続が正常かどうかを確認する方法(pingコマンド)
pingコマンドを使用することでIP接続が正常かどうかを確認することができます。
コマンド名は「ソナーの音響信号(ping)」が由来となっています。
コマンドの省略形は存在しません。
フォーマット
ping [-t] [-a] [-n 要求数] [-l サイズ] [-f] [-i TTL] [-v TOS]
[-r ホップ数] [-s ホップ数] [[-j ホスト一覧] | [-k ホスト一覧]]
[-w タイムアウト] [-R] [-S ソースアドレス] [-c コンパートメント]
[-p] [-4] [-6] ターゲット名
使用例
ホストに対して通信テストを行う
ping google.com
google.com
: 通信をテストするドメイン名またはIPアドレス。
このコマンドは、google.com
に対してICMPエコーリクエストを送り、通信可能かどうかを確認します。応答が返ってくれば通信は成功です。
IPアドレスに対して通信テストを行う
ping 8.8.8.8
8.8.8.8
: 通信をテストするGoogle Public DNSのIPアドレス。
このコマンドは、8.8.8.8
に対してICMPエコーリクエストを送信し、応答を確認します。
指定した回数だけpingを送信する
ping -n 5 google.com
-n 5
: 5回だけpingを送信します。
このコマンドは、google.com
に対して5回だけpingを送信し、応答を確認します。
パケットサイズを指定してpingを送信する
ping -l 1000 google.com
-l 1000
: 1000バイトのパケットサイズでpingを送信します。
このコマンドは、google.com
に対して1000バイトのICMPエコーリクエストを送信します。これにより、特定のパケットサイズでの応答時間を確認できます。
接続の応答がなくても続行する(永続的なping)
ping -t google.com
-t
: 無限にpingを送り続けるオプション。Ctrl + C
で停止できます。
このコマンドは、google.com
に対して永続的にpingを送り、応答を確認し続けます。ネットワーク接続の安定性をチェックする際に便利です。
ホストの逆引き(IPアドレスからホスト名を確認する)
ping -a 8.8.8.8
-a
: ホスト名を表示するオプション。
このコマンドは、8.8.8.8
に対してpingを送信し、応答するホスト名を表示します。
応答までの待ち時間を指定する
ping -w 1000 google.com
-w 1000
: 応答を待つ時間を1000ミリ秒(1秒)に設定します。
このコマンドは、google.com
に対して1秒間だけ応答を待ちます。
オプション一覧
オプション | オプションの説明 |
---|---|
-t | 中断されるまで、指定されたホストを Ping します。 統計を表示して続行するには、Ctrl+Break を押してください。 停止するには、Ctrl+C を押してください。 |
-a | アドレスをホスト名に解決します。 |
-n 要求数 | 送信するエコー要求の数です。 |
-l サイズ | 送信バッファーのサイズです。 |
-f | パケット内の Don’t Fragment フラグを設定します (IPv4 のみ)。 |
-i TTL | Time To Live です。 |
-v TOS | Type Of Service (IPv4 のみ。この設定はもう使用されておらず、IP ヘッダー内のサービス フィールドの種類に影響しません)。 |
-r ホップ数 | 指定したホップ数のルートを記録します (IPv4 のみ)。 |
-s ホップ数 | 指定したホップ数のタイムスタンプを表示します (IPv4 のみ)。 |
-j ホスト一覧 | 一覧で指定された緩やかなソース ルートを使用します(IPv4 のみ)。 |
-k ホスト一覧 | 一覧で指定された厳密なソース ルートを使用します(IPv4 のみ)。 |
-w タイムアウト | 応答を待つタイムアウトの時間 (ミリ秒) です。 |
-R | ルーティング ヘッダーを使用して逆ルートもテストします(IPv6 のみ)。 RFC 5095 では、このルーティング ヘッダーは使用されなくなりました。 このヘッダーが使用されているとエコー要求がドロップされるシステムもあります。 |
-S ソースアドレス | 使用するソース アドレスです。 |
-c コンパートメント | ルーティング コンパートメント識別子です。 |
-p | Hyper-V ネットワーク仮想化プロバイダー アドレスをping します。 |
-4 | IPv4 の使用を強制します。 |
-6 | IPv6 の使用を強制します。 |
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