[コマンドプロンプト] IP接続が正常かどうかを確認する方法(pingコマンド)

当ページのリンクには広告が含まれています。

初級者~中級者向け

◆ 上級者向け

◆ Windowsのコマンド環境について幅広く知りたい方へ

created by Rinker
¥3,149 (2024/10/18 06:58:41時点 楽天市場調べ-詳細)
目次

IP接続が正常かどうかを確認する方法(pingコマンド)

pingコマンドを使用することでIP接続が正常かどうかを確認することができます。

コマンド名は「ソナーの音響信号(ping)」が由来となっています。

コマンドの省略形は存在しません。

フォーマット

ping [-t] [-a] [-n 要求数] [-l サイズ] [-f] [-i TTL] [-v TOS]
     [-r ホップ数] [-s ホップ数] [[-j ホスト一覧] | [-k ホスト一覧]]
     [-w タイムアウト] [-R] [-S ソースアドレス] [-c コンパートメント]
     [-p] [-4] [-6] ターゲット名

使用例

ホストに対して通信テストを行う

ping google.com
  • google.com: 通信をテストするドメイン名またはIPアドレス。

このコマンドは、google.com に対してICMPエコーリクエストを送り、通信可能かどうかを確認します。応答が返ってくれば通信は成功です。

IPアドレスに対して通信テストを行う

ping 8.8.8.8
  • 8.8.8.8: 通信をテストするGoogle Public DNSのIPアドレス。

このコマンドは、8.8.8.8 に対してICMPエコーリクエストを送信し、応答を確認します。

指定した回数だけpingを送信する

ping -n 5 google.com
  • -n 5: 5回だけpingを送信します。

このコマンドは、google.com に対して5回だけpingを送信し、応答を確認します。

パケットサイズを指定してpingを送信する

ping -l 1000 google.com
  • -l 1000: 1000バイトのパケットサイズでpingを送信します。

このコマンドは、google.com に対して1000バイトのICMPエコーリクエストを送信します。これにより、特定のパケットサイズでの応答時間を確認できます。

接続の応答がなくても続行する(永続的なping)

ping -t google.com
  • -t: 無限にpingを送り続けるオプション。Ctrl + C で停止できます。

このコマンドは、google.com に対して永続的にpingを送り、応答を確認し続けます。ネットワーク接続の安定性をチェックする際に便利です。

ホストの逆引き(IPアドレスからホスト名を確認する)

ping -a 8.8.8.8
  • -a: ホスト名を表示するオプション。

このコマンドは、8.8.8.8 に対してpingを送信し、応答するホスト名を表示します。

応答までの待ち時間を指定する

ping -w 1000 google.com
  • -w 1000: 応答を待つ時間を1000ミリ秒(1秒)に設定します。

このコマンドは、google.com に対して1秒間だけ応答を待ちます。

オプション一覧

オプションオプションの説明
-t中断されるまで、指定されたホストを Ping します。
統計を表示して続行するには、Ctrl+Break を押してください。
停止するには、Ctrl+C を押してください。
-aアドレスをホスト名に解決します。
-n 要求数送信するエコー要求の数です。
-l サイズ送信バッファーのサイズです。
-fパケット内の Don’t Fragment フラグを設定します (IPv4 のみ)。
-i TTLTime To Live です。
-v TOSType Of Service (IPv4 のみ。この設定はもう使用されておらず、IP ヘッダー内のサービス フィールドの種類に影響しません)。
-r ホップ数指定したホップ数のルートを記録します (IPv4 のみ)。
-s ホップ数指定したホップ数のタイムスタンプを表示します (IPv4 のみ)。
-j ホスト一覧一覧で指定された緩やかなソース ルートを使用します(IPv4 のみ)。
-k ホスト一覧一覧で指定された厳密なソース ルートを使用します(IPv4 のみ)。
-w タイムアウト応答を待つタイムアウトの時間 (ミリ秒) です。
-Rルーティング ヘッダーを使用して逆ルートもテストします(IPv6 のみ)。
RFC 5095 では、このルーティング ヘッダーは使用されなくなりました。
このヘッダーが使用されているとエコー要求がドロップされるシステムもあります。
-S ソースアドレス使用するソース アドレスです。
-c コンパートメントルーティング コンパートメント識別子です。
-pHyper-V ネットワーク仮想化プロバイダー アドレスをping します。
-4IPv4 の使用を強制します。
-6IPv6 の使用を強制します。

初級者~中級者向け

◆ 上級者向け

◆ Windowsのコマンド環境について幅広く知りたい方へ

created by Rinker
¥3,149 (2024/10/18 06:58:41時点 楽天市場調べ-詳細)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次