[コマンドプロンプト] システムデバイスを設定する方法(modeコマンド)

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システムデバイスを設定する方法(modeコマンド)

modeコマンドを使用することでシステムデバイスを設定することができます。

コマンド名は「mode(システムの状態)」が由来となっています。

コマンドの省略形は存在しません。

フォーマット

mode [デバイス名] [パラメータ]

デバイス名には、設定するデバイス(ディスプレイ、COMポート、LPTなど)を指定します。
パラメータには、そのデバイスに設定するオプションやパラメータを指定します。

シリアルポート:

MODE COMm[:] [BAUD=b] [PARITY=p] [DATA=d] [STOP=s]
             [to=on|off] [xon=on|off] [odsr=on|off]
             [octs=on|off] [dtr=on|off|hs]
             [rts=on|off|hs|tg] [idsr=on|off]

デバイス状態:

MODE [デバイス] [/STATUS]

リダイレクト印刷:

MODE LPTn[:]=COMm[:]

コード ページ選択:

MODE CON[:] CP SELECT=yyy

コード ページ状態:

MODE CON[:] CP [/STATUS]

表示モード:

MODE CON[:] [COLS=c] [LINES=n]

キーボード速度:

MODE CON[:] [RATE=r DELAY=d]

使用例

画面の行と列を変更する

mode con: cols=80 lines=25
  • con: コンソールを指定。
  • cols=80: 画面の列数を80に設定。
  • lines=25: 画面の行数を25に設定。

このコマンドは、画面を標準の80列×25行に設定します。

シリアルポートの設定

mode com1: baud=9600 parity=n data=8 stop=1
  • com1: シリアルポートCOM1を指定。
  • baud=9600: ボーレートを9600bpsに設定。
  • parity=n: パリティビットなし。
  • data=8: データビット数を8ビットに設定。
  • stop=1: ストップビットを1に設定。

このコマンドは、COM1ポートを9600bpsで8ビットデータ、パリティなし、1ビットの停止ビットで構成します。

デバイスステータスの確認

mode com1

このコマンドは、シリアルポートCOM1の状態を表示します。

オプション一覧

⇒オプションはありません。

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