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目次
ファイルの中からテキスト文字列を検索する方法（findコマンド）
findコマンドを使用することでファイルの中からテキスト文字列を検索することができます。
コマンド名は「find（見つける、検索する）」が由来となっています。
コマンドの省略形は存在しません。
フォーマット
FIND [/V] [/C] [/N] [/I] [/OFF[LINE]] "文字列" [[ドライブ:][パス]ファイル名[...]]"文字列"には、検索する文字列を指定します。[ドライブ:][パス]ファイル名には、検索するファイル (複数可) を指定します。
パスが指定されていないときは、プロンプトで入力されたテキストまたは別のコマンドからパイプ処理で渡されたテキストを検索します。
使用例
ファイル内で特定の文字列を検索する
find "error" logfile.txt"error": 検索したい文字列をダブルクォーテーションで囲んで指定します。logfile.txt: 検索対象のファイルを指定します。
このコマンドは、logfile.txt 内で「error」という文字列を含む行をすべて表示します。
検索結果の行番号を表示する
find /n "error" logfile.txt/n: 各行の行番号を一緒に表示します。
このコマンドは、logfile.txt 内で「error」を含む行を、その行番号とともに表示します。
大文字と小文字を区別せずに検索する
find /i "Error" logfile.txt/i: 大文字と小文字を区別せずに検索します。
このコマンドは、logfile.txt 内で「Error」「error」「ERROR」などの表記ゆれをすべて検索します。
標準入力から検索する
type logfile.txt | find "error"type logfile.txt:logfile.txtの内容を標準出力に表示します。| find "error": 標準出力の内容をfindコマンドにパイプで渡し、「error」を含む行を表示します。
このコマンドは、logfile.txt の内容のうち「error」を含む行を表示します。
否定検索を行う
find /v "error" logfile.txt/v: 指定した文字列を含まない行を表示します。
このコマンドは、logfile.txt 内で「error」を含まないすべての行を表示します。
検索結果の行数をカウントする
find /c "error" logfile.txt/c: 検索結果の行数を表示します。
このコマンドは、logfile.txt 内で「error」を含む行数を表示します。
オプション一覧
| オプション | オプションの説明 |
|---|---|
| /V | 指定した文字列を含まない行をすべて表示します。 |
| /C | 指定した文字列を含む行の数だけを表示します。 |
| /N | 行番号を表示します。 |
| /I | 大文字と小文字の区別をしないで検索します。 |
| /OFF[LINE] | オフライン属性が設定されたファイルをスキップしません。 |
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