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目次
コマンドプロンプトからWSHを利用する方法(cscriptコマンド)
cscriptコマンドを使用することで、Windows Script Host (WSH) を利用して、VBS(Visual Basic Script)やJScriptファイルなどのスクリプトをコンソール(コマンドプロンプト)から実行することができます。
コマンド名は「Console Script」が由来となっています。
コマンドの省略形は存在しません。
フォーマット
CScript scriptname.extension [オプション...] [引数...]
使用例
スクリプトを実行する
cscript scriptname.vbs
scriptname.vbs
: 実行したいスクリプトファイルの名前。
このコマンドは、指定された scriptname.vbs
をコンソールモードで実行し、スクリプトの出力をコマンドプロンプト上に表示します。
引数を指定してスクリプトを実行する
cscript scriptname.vbs argument1 argument2
argument1
,argument2
: スクリプトに渡す引数。
このコマンドは、指定されたスクリプト scriptname.vbs
に引数を渡して実行します。
スクリプトの実行結果をファイルにリダイレクトする
cscript scriptname.vbs > output.txt
> output.txt
: スクリプトの出力をoutput.txt
にリダイレクト。
このコマンドは、スクリプトの実行結果を output.txt
ファイルに保存します。
スクリプト実行時のエコーをオフにする
cscript /nologo scriptname.vbs
/nologo
: ロゴメッセージを非表示にするオプション。
このコマンドは、scriptname.vbs
をロゴメッセージを非表示にして実行します。
スクリプトホストのエラーメッセージを表示しない
cscript /B scriptname.vbs
/B
: スクリプトホストのエラーメッセージを非表示にするオプション。
このコマンドは、スクリプトを実行中にエラーメッセージを非表示にします。
オプション一覧
オプション | オプションの説明 |
---|---|
/B | バッチ モード : スクリプトのエラーおよびプロンプトを非表示にする。 |
/D | アクティブ デバッグを使用可能にする。 |
/E:engine | スクリプト実行時にエンジンを使用する。 |
/H:CScript | 既定のスクリプト ホストを CScript.exe に変更する。 |
/H:WScript | 既定のスクリプト ホストを WScript.exe に変更する (既定値)。 |
/I | 対話モード (既定値、/B と逆の動作)。 |
/Job:xxxx | WSF ジョブを実行する。 |
/Logo | ロゴを表示する (既定値)。 |
/Nologo | ロゴを表示しない : 実行時に見出しを表示しない。 |
/S | このユーザーの現在のコマンド ライン オプションを保存する。 |
/T:nn | 秒単位のタイムアウト時間 : スクリプトを実行できる時間の最大値。 |
/X | デバッガでスクリプトを実行する。 |
/U | コンソールからリダイレクトされた I/O に Unicode を使用する。 |
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